Q&A 学校編

○一般的な疑問
1.留学生活ってどんな感じ?タイムスケジュールとか、日本とは違うの?
語学学校の場合、授業は通常8〜9時頃に開始します。従ってその前に朝食をすませ、準備をして登校します。寮滞在の場合は学校に近いため、授業の直前に出ても間に合うかもしれませんが、ホームステイやアパートの場合は通学時間を考えなければなりません。授業は午前中で終了する場合もありますが、フルコースの場合、午後3〜4時くらいまでかかります。ランチは学校のカフェテリアで食べたり、サンドウイッチなどを買って、キャンパスの芝生の上で食べたりと様々です。授業が終わると友達と町へ出かけたり、学校の図書館などで勉強したりして過ごします。図書館は夜遅くまで開いており、寮生であれば、夕食をはさんで夜中近くまでそこで勉強することも可能です。ホームステイの場合は、家での夕食の時間や、一人で帰ることの安全面などを考えて、あまり遅くならないうちに帰るように心がけましょう。

英語コースの場合は、授業の後、アクティビティーと呼ばれる課外活動があります。クラスメートとスポーツをしたり、近くにある美術館や博物館を見学したり、また先生やクラスメートと一緒の食事会をしたりします。週末には小旅行などが企画されることもあります。これらは希望者のみ参加するものですが、クラスメートとより親しくなれ、英語の勉強にもなるチャンスですので、積極的に参加することをお勧めします。

大学・大学院留学となると、平日は勉強中心の生活ですので、週末が貴重な自由時間となります。学生同士でパーティーなどをして、気分転換をして過ごしています。

2.留学先に日本人が多いと勉強の妨げになりますよね?
日本で紹介されている語学学校で、日本人のいないところはまずないと言ってよいでしょう。その中でも、特に日本人が多いのは、アメリカではニューヨーク、ボストン、ロサンゼルス、イギリスではロンドン、オックスフォード、ケンブリッジといった日本でもよく知られた都市に集中します。語学力の必要性や国際社会への関心の高まりから、日本からの留学生の数はここ15年ほどで、飛躍的に伸びています。留学する人が増えれば、世界で活躍する日本人も増えますし、日本社会全体の国際化も進むはずなので、決して悪いことではないのです。また、友達ができやすく、日本では会うことのないような、違った環境や地域の日本人と出会うこともあります。
困ったことがあったとき、辛いことがあったときなど、お互いに助け合ったり、同じ文化や境遇から分かり合えることも多いはずです。英語で言えないことを日本語で表現することができ、イライラの解消になることもあるかもしれません。
日本人の多い学校では、学校側が日本人の弱点を理解しており、日本人のニーズに対応でき、学習内容の効率がよくなるといった長所もあります。また、日本人は少なくても、韓国50%、中国30%のような語学学校もあります。

しかし、日本人が多いと英語の勉強の妨げになると考える人も多いでしょう。日本人同士が固まったり、いつも日本語を話していたら、英語が上達するはずはありません。学校にいる間はお互い英語で話すなどの工夫が必要です。要はいかに自分自身が英語で生活する環境を作るかということです。

日本人が比較的少ないのは、アメリカでは、フロリダ方面や地方都市、イギリスの地方やアイルランドです。同じ学校内でも、下から2〜3番あたりに日本人が集中していますので、上級クラスに入れるよう、なるべく日本でレベルを上げてから留学するとよいでしょう。

3.英語の語学留学をしたいのですが、どの国に行けばいいのかわかりません。
アメリカは大学のキャンパス内にある語学学校も多いので、現地の大学生と一緒にキャンパスライフを楽しむことができます。アメリカはアクティビティが活発なので、いろいろな経験を得ることができるでしょう。

カナダは国籍制限のある学校が多いので、日本人が極端に多いということがめったにありません。自然の豊かな国ですのでアウトドアスポーツなどに興味のある人にお勧めです。また、豊かな自然に育まれた食材を使った料理も豊富で、何よりも食材が安いので料理好きな人、食べることが好きな人にはお勧めです。

イギリスは歴史のある国ですから、芸術や文化に興味のある人にはお勧めです。やっぱり「クイーンズ・イングリッシュ」をという、根強い人気もあるようです。また、比較的日本人が少ないのがアイルランドです。親しみ易い国民性なので、現地の人と触れ合うチャンスが多いかもしれません。

オーストリアやニュージーランドは気候が割と温暖で、のんびりとした雰囲気があります。自分のペースで勉強を進めたい人に合っています。人々もフレンドリーで、リラックスして生活できるでしょう。特にマリンスポーツの好きな人にはお勧めの環境です。

4.入学のタイミングはありますか?
まず、私立の語学学校では毎週、あるいは各週の月曜日に開校日を設けているタイプがあります。入学日が多いので、自分の好きな時期に合わせることができるのがメリットで、留学の時期や期間が決まっている短期留学の方向きです。

2つめは、毎月一度、開校日を設定している学校です。上記の学校よりは生徒の入れ替わりも多くなく、比較的落ち着いて勉強ができるので、長期留学の方に適しています。通常は月ごとにクラスが一レベルずつ上がっていきます。

最後は10週間、あるいは12週、16週間などの長期間を1クールとしているタイプの学校です。これらは大学付属の集中英語コースに多く、大学の学期と合わせて開校しています。通常1学期を前半と後半に分けたり、夏学期を5週間くらいに設定しているので、年間の開校日は5回くらいになります。クラスの数は語学学校ほど多くありませんが、大学の授業を聴講できるチャンスもあり、大学進学を希望している方には適してます。

語学学校は、空きがあればいつでも入学でき、手続きもそれほど時間がかかりません。しかし、大学付属のコースは早く定員数に達してしまう場合が多く、手続きにも時間がかかりますので、早めの申込が必要です。また、学校は入れても寮がいっぱいなどということもありますので、余裕をもって準備することが何よりです。特に夏休み、春休みといった長期休暇の時期は飛行機のチケットも取りにくくなりますので、注意しましょう。

○大学進学
1.GPAが少し足りないのですが、願書を出してもよいのでしょうか?
GPAは“Grade Point Average”の略称で、学業成績の平均値のことです。主にアメリカで使用され、アメリカの5段階評価(ABCDF)式に、0から4までの点数で示されます。
アメリカでは、一斉に行う入学試験がない代わりに、成績証明書を提出します。このとき、日本の高校や短大・大学の成績を換算してGPAを算出します。

大学のレベルや専攻によっても異なりますが、一般的に4年制大学へ出願する場合、GPAは2.5以上必要とされます。もちろんレベルや競争率の高い大学などではGPAが3.0以上を上回っていなければなりません。GPAが2.0未満の場合には短大の進学コースからの編入をお勧めします。短大の多くは“open admission”といって成績に関係無く入学ができます。短大は授業料が安く、少人数などのメリットもあるので、成績に関係無く多くの日本人留学生が利用しています。

ほんの少し足りない程度なら、出願してみても良いと思いますが、ある程度のリスクは覚悟しておきましょう。その際、自分の成績(GPA)で入れそうな大学への併願も必ず行っておきましょう。

2.英語力がないと大学に入れないのですか?どのくらいの英語力が必要ですか?
授業は英語で行われるわけですから、授業についていけるだけの最低限の英語力は必要です。入学審査の際、TOEFLのスコアが求められ、各大学の要求点に達していなくては出願できません。一般的には短大でTOEFL 450(CBT133)〜500(CBT173)、大学ではTOEFL 500(CBT173)〜550(CBT213) が必要です。

しかし、TOEFLという試験の手段だけを求めず、大学付属の英語コースや私立英語学校の最上級レベルを修了することによって入学を許可する大学があります。いわゆる条件付入学の制度を認めているところです。また短大などではTOEFLよりオリエンテーション時に行う学校独自のアセスメントテストによって、ESLと学部に振り分けるところもあります。これらの場合、いわゆる「TOEFL」のスコアを提出しなくても出願はできますが、英語力がなくても入学できるわけでは決してありません。英語力がない場合は、英語力が達成するまで英語のみの勉強となり、大学の授業は受けられせん。

そして、TOEFLが達成していれば、すぐに大学の授業についていけるものでもありません。そんなに簡単に授業についていけるわけがありません。特に日本人留学生が一番弱いのがヒアリング力です。最初は教授が話していることの半分も理解できないかもしれません。また、分厚い教科書を読みこなす読解力、レポート作成に必用な文章力、それから授業中の議論も成績に反映されます。

○高校留学
1.高校入学について教えてください。
高校の入学には、日本のような入学試験というものはありません。入学申請は、過去2年間以上の成績証明書を提出し、中学や高校の成績での入学を判断します。通常、5段階で3以上あれば、ほどんど問題はありません。また、留学に対する前向きな姿勢を重視し、成績はあまり関係しないところもあります。

中学3年程度の基礎知識が備わっていれば留学は可能です。だた、高校の授業を受け理解できるためには英検2級以上の英語力が必要で、特にリスニング力は大切です。現地の高校を卒業したい場合は、十分な英語力が必要となりますが、異文化体験を目的にした場合は英語レベルに合わせて科目を取ることができます。

高校プログラムでは、正式な高校入学の前に、高校が指定している英語コースからスタートしていただきますので、申込時に特に英語力がなくても出願できます。英語コースは高校のキャンパス内や私立の語語学学校など、全く別の学校で行われています。

編入できる学年は、留学先の教育システムや、個人の成績や英語力によって異なります。カナダなどでは同学年からスタートできるケースもありますが、オーストラリアやニュージーランドなどでは、1学年下の学年へ入る場合が多いようです。これは英語力のハンディを持つ日本人留学生が、いきなり難しい授業についていけないことや、まずは英語力を上達させることを考慮しているからと考えられます。

2.高校生活での日本との違いを教えてください。
一般的に9月から1月までと、2月から6月までの2学期制を取っています。授業は、週5日制で8:00〜15:00頃まで、毎日同じ時間割で6〜7科目を学びます。日本のようにクラス担任はなく、担当カウンセラーがおり、進路問題や学業成績など様々な方面での悩みや問題について相談にのります。学期始めには、このカウンセラーの助言のもとに、それぞれの能力や進路を考えながら授業登録をしていきます。アメリカの高校では学生の多様な要求に応える為、英語や数学等でもレベル別にわかれ、家庭科、農業、工業関係のクラス等豊富な教科数(150〜200)を用意しています。

高校の授業は、日本と教科は似ていますが、英語は国語としての授業とESLという、留学生だけが学ぶ授業とがあります。学校によっては日本語を学べるところもあり、小学校の国語レベルの授業が行われます。情報処理やメディア学、社会環境学、演劇など、日本の高校(普通科)ではあまりお目にかかれない授業もあります。
日本と違って自分の教室はなく、4〜5分間の休み時間内に次の科目の教室へと移動します。また、正課の授業が終わってからの課外活動も盛んに行われています。課外活動は、体育系、文科系のものに分かれ、体育系ではシーズン制で1年間に数種類の課外に参加する事ができます。成績は、定期テストのほか各単元終了ごとの小テスト、レポート提出及び学習態度などを含めて総合的に評価されます。

ほぼ男女共学で、カナダの高校は私服ですが、オーストラリアとニュージーランドの学校では制服を着用します。部活動は、日本と同じく、様々なクラブ活動があります。サッカーやバスケットボールなどのスポーツでは地域のチームに参加することも可能です。課外活動などを通して、少しでも多くの現地学生や地元の人達と交流を持つことで、英語力の上達はもちろん、その国の文化や習慣をよく知ることができるのです。

英語コースは授業についていくための英語力を付けることが目的ですので、留学生だけで授業が行われます。しかし高校へ入れば、ほどんど現地の学生ですし勉強も難しくなっていきます。英語コースの間にしっかり勉強し、充分な英語力を身に付けておきましょう。




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